« ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 | トップページ | ル・ジュルナル・ド・ショパン »

2008年11月21日 (金)

イアン・ボストリッジ

11月21日愛知県芸術劇場コンサートホール

プログラム:シューベルト作曲 歌曲集「冬の旅」

テノール:イアン・ボストリッジ

ピアノ:ジュリアス・ドレイク

秋とはいえ、寒波がやって来て、実際には冬の夜となった正にタイトルにぴったりの歌曲の夕べ。

常々その名前だけは聞いていたボストリッジであるが、正直名前先行の歌い手と決めてかかっていた(名古屋の音楽ファンはその程度です。それが証拠に3階席やサイド席は空席が目だっておりました)のだが、第一声から私のお粗末な先入観をぶっ飛ばしてくれました。

CDでは味わえない、生だけが伝えてくれる起伏の幅の広い表情あふれる歌いぶりに、我を忘れて引きこまれました。

しかも、ピアノが絶妙なニュアンスに富んだ演奏なので、間奏の時もその音楽に没入できました。

これで、聴衆のマナーが良ければ言うこと無しでした。

今回も、最後の響きが続いている間に、無粋な拍手で、最後の貴重な余韻がぶち壊されました。そう言えば、1曲目が終わった時にも、少し拍手が入ったり、曲間で入場者が入ったりと(主催者の見識を疑います。大多数の聴衆を犠牲にして、こういう厳粛なプログラムに途中入場を認めるなんて!)、これでは、真面目な聴衆をますますコンサートから遠ざけるばかりです。

簡単なプログラムも無し!(別に高価なものではなくて良いのですから、1枚最低限のプログラムと出演者紹介を入れてください。チラシばかりお金を掛けるのではなくてね。)

最近の、テレビ会社主催のクラシックコンサートは、音楽への愛情が全く感じられないように思えるのですが。

という、腹立たしいことはいくつかありましたが、音楽そのものは最高でした。

« ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 | トップページ | ル・ジュルナル・ド・ショパン »

クラシック音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/520862/43188857

この記事へのトラックバック一覧です: イアン・ボストリッジ:

« ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 | トップページ | ル・ジュルナル・ド・ショパン »

2014年8月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ