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2009年4月の記事

2009年4月27日 (月)

ファビオ・ルイジ指揮 ドレスデン国立歌劇場管弦楽団

会場:愛知県芸術劇場 コンサートホール

プログラム

R.シュトラウス: 交響詩「ドン・ファン」、交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」

ブラームス: 交響曲 第4番 ホ短調 作品98

期待のファビオ・ルイージの指揮が聴けた。

しかも、ドイツ丸出しのいまどき珍しいオーソドックスなプログラムなのだから、これを聞かない手はないだろう。

 

同じ時間に、別の会場では、酒井敦のモーツァルトをめぐる作曲家による意欲的なプログラムによるコンサートもあったが、こちらを先に購入していたので、こちらを聴いた。

さらにコンサートとは、別の行事も後から入ったのだが、投資金額が大きいだけに、そちらも欠席して、義理を欠いてのコンサートなので、はずれだったら悲惨なところだったが、今回の選択は大正解だった。

指揮・オケ・プログラムとまさに三拍子そろって、しかも熱くて思いっきり個性を打ち出した演奏なので、コンサートゴア冥利に尽きる一夜となった。

アンコールの序曲も、ドイツ的な土臭く、森林の匂いもする気分の思い入れたっぷりの指揮と管のソロが今夜の興奮をますます高めてくれた。

2009年4月24日 (金)

名フィル 第357回定期演奏会 四季

【ハイドン没後200年記念プログラム】

ハイドン:オラトリオ『四季』Hob.XXI-3

[管弦楽]名古屋フィルハーモニー交響楽団[指揮]鈴木秀美 

[ソプラノ]森麻季 [テノール]櫻田亮[バス]清水宏樹 

[合唱]合唱団ノース・エコー([合唱指揮]長谷順二)

 

生まれて初めて聴く名曲だった。

 

名フィル、平成21年度の年間テーマは「四季」。

 

ということで、本年度第1回の定期公演は、ハイドンのオラトリオ「四季」という次第。

大変ドラマチックでメリハリに富んだすばらしい曲でした。

 

字幕はなかったが、対訳がついていたので、それを追いながら聴いていたせいか、3時間近い定期公演にしては異例の長さにもかかわらず、あっという間に終わってしまった。

 

声量のない森麻季さんも、こういう中編成のオケならば、声を張り上げることもないので、持ち前の美しい歌声を思う存分聴くことができた。

合唱の男性陣が、女性陣に圧倒されていたのが(人数も少なかったが)少し残念だったが、全体としては、大変充足したコンサートでした。

 

今年も楽しみな、名フィルの定期演奏会である。

そして、ハイドンイヤーにふさわしい幕開けでもあった。

2009年4月17日 (金)

鈴木秀美と仲間たち Quintet 珠玉の五重奏

会場:宗次ホール

曲目:モーツァルト:クラリネット五重奏曲 イ長調K.581
ウェーバー:クラリネット五重奏曲 変ロ長調Op.34

演奏:ロレンツォ・コッポラ(ヒストリカル・クラリネット)
若松夏美(ヴァイオリン)、グーヤ・マルティーニ(ヴァイオリン)
成田寛(ヴィオラ)、鈴木秀美(チェロ)

モーツァルトでは、とてもやわらかい響きのクラリネット、ウェーバーでは、より近代に近いクラリネットを弾き分けてくれたので、その音色の違いまで楽しむことができました。

弦楽四重奏部分は、BCJのメンバーなので、こちらもノンヴィブラート奏法という、ヒストリカルな演奏スタイル。

かつては、こういう演奏は違和感を覚えたものだが、慣れというのはすごいもので、ごく自然に音楽自身を聞くことができました。

なんというか、日ごろの殺伐とした世界から、全く異次元に飛び込んだような、夢見心地となりました。

2009年4月11日 (土)

トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン

昨晩聴いて来ました。

~ウィーン国立歌劇場、ウィーン・フィルのメンバーとその仲間たち~ 

会場  愛知県芸術劇場 コンサートホール 

演奏:トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン

オーボエ:クレメンス・ホラーク

ファゴット:シュテバン・トゥルノフスキー

ヴァイオリン:フォルクハルト・シュトイデ

チェロ:フリードリッヒ・ドレシャル

トランペット:ハンス・ペーター・シュー

ピアノ:児玉  

演目・曲目

ハイドン作曲:協奏交響曲 変ロ長調hob-105

ハイドン作曲:トランペット協奏曲 変ホ長調Hob.e-1

ベートーヴェン作曲:ピアノ協奏曲 1 ハ長調op.15

ベートーヴェン作曲:交響曲 1 ハ長調op.21 

冒頭に恒例の挨拶曲が入ってから、協奏交響曲(はじめて聴く曲)が始まったが、もう最初の曲から、柔らかな音色のオケ・ソロに魅せられました。

なんで、こんなにも美しい響きが奏でられるのか、と思うほどである。

名古屋でのウィーンフィルの演奏(ここ数年実現していていない)は、いつも大きくて無味乾燥した音の市民会館なので、名古屋では本当のウィーンフィルの素晴らしい音楽は聴くことができないが、その代わりに、この小編成の臨時編成のオーケストラで、毎年楽しませていただける。(しかも、スポンサーのおかげで、格安のチケット料金)

日頃は、退屈と思っていたハイドンの音楽が、これほど魅力的であるなんて。

この1曲だけでも、今夜来た甲斐があったというものである。

2曲目は、有名な曲だったので、固めのトランペットの音も。名手にあっては、やわらかく聞こえてくるから不思議である。

後半の、ピアノ協奏曲第1番は、大好きな曲だが、生で聴くのははじめてか?

カデンツァが、私の記憶よりも長かったように思えたが、どうだったんだろう?

児玉 桃 のピアノも、この豪華バックに臆することの無い堂々たるもので、(といって、繊細なところは、とても丁寧で味わい深かった)オケともども、素晴らしかった。

最後の交響曲も、指揮者なしで、ここまでやるかと思えるほどの、快演だった。

アンコールの早いポルカに至っては、正に彼らの独壇場!全身で音楽を演奏する喜びをあらわしてくれ、こちらの心まで温かく幸せな心地となtりました。

2009年4月 8日 (水)

カルメン のつぼ

講師 山之内英明

司会進行 玉木正之

愛知県芸術劇場小ホール

7月に兵庫と東京と名古屋の三箇所でダブルキャストによる連続公演されるオペラ「カルメン」をより親しむための3回連続講座の第1回。

「カルメン」のリアリズム、原作とオペラ台本との違い、ビゼーの音楽的工夫~調整の問題を中心に

という内容で、素人にも大変わかりやすく、かつ深く、しかも中間では、アリアのおまけまでついた講座でした。

これで、カルメンが、一層楽しめます。

2009年4月 3日 (金)

トヨタ・マスター・プレイヤーズ

トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン ウィーン・グランド・コンサート

~ウィーン国立歌劇場、ウィーン・フィルのメンバーとその仲間たち~ 

会場  愛知県芸術劇場 コンサートホール 

演奏:トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン

メゾ・ソプラノ:ナディア・クラスティーヴァ

バス:アイン・アンガー

指揮:尾高忠明(第2部)

演奏:名古屋フィルハーモニー交響楽団 (第2部) 

演目・曲目  第1部

ヴェルディ作曲:歌劇「運命の力」序曲、

ヴェルディ作曲:歌劇「マクベス」より“空が急にかげったように”、

ヴェルディ作曲:歌劇「ドン・カルロ」より“おお、むごい運命よ”、

チャイコフスキー作曲:歌劇「スペードの女王」より“懐かしい人々よ”、

チャイコフスキー作曲:歌劇「エフゲニー・オネーギン」より“誰でも一度は恋をして”、

ビゼー作曲:歌劇「カルメン」より ハバネラ“恋は野の鳥”、

ヴェルディ作曲:歌劇「シモン・ボッカネグラ」より“悲しい胸の思いは”

アンコール ビゼー作曲:歌劇「カルメン」より“セギディーリャ”

(第2部)

R.シュトラウス作曲:交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」op.30

R.シュトラウス作曲:楽劇「サロメ」より“7つのベールの踊り” 

アンコール J.ランナー:ワルツ「シェーンブルンの人々」

ここ数年春の楽しみがTOMASトヨタ・マスター・プレイヤーズ、ウィーンのコンサート。

前半は、ウィーン国立歌劇場の雰囲気を伝えるオペラ序曲・前奏曲とアリア集。メゾは、昨年秋の来日公演で「ドベルト・デブリュー」でも歌ったメゾソプラノのナディア・クラスティーヴァ。隣の席の友人は、この公演を聞きにいっていて、大変良かったとのことだったが、なるほど場慣れして安定した歌唱であった。前半のヴェルディとチャイコフスキーでは、黒のドレス、カルメンでは、真紅のドレスと、なかなか歌にあわせた衣装と演技も入って、私はこれだけで今夜は満足。特に、カルメンのハバネラとアンコールのセギディーリャは、先月にカサロヴァで聴いたばかりのなので、そのときと比較もでき、いっそう楽しめました。

私としては、本日のほうが、自然体に聞けて(カサロヴァが個性的すぎ)気持ちよかった。

バスのアイン・アンガーは、まだ若いので、貫禄にかける面はありましたが、こちらも声量豊かで、それなりに楽しめました。将来が楽しみな存在です。

第二部は、名フィルも加わっての大編成フルオーケストラで、R・シュトラウスの音の世界を堪能!しかも、アンコールで、ワルツを本場の雰囲気で聴くこともでき、全く贅沢なコンサートでした。

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