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2009年12月の記事

2009年12月18日 (金)

安永 徹(Vn)&市野あゆみ(Pf)デュオコンサート

電気文化会館 ザ・コンサートホール

ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ

第2番 イ長調、  第3番 ニ短調、  第1番 ト長調「雨の歌」(演奏順)

最初の第2番の出だしのピアノが、自分のイメージしていたこの曲からは、全く遅いテンポにびっくりしたのだが、その流れは、あくまでもゆったりとして、気負ったところの無い、しっとりとしたもので、我が心の底へしみじみと滲みとおっていく。 これみよがしのハッタリを効かせた演奏の対極にあるブラームス もう、涙が出るほどだ。 

後半の、第1番まで、この流れは一環していた。  勝手な憶測だが、ベルリン・フィルのコンサートマスターを卒業した安永氏の想像を絶するであろう重職から開放された現在の心の余裕がもたらした一期一会の素晴らしい瞬間だったのではないだろうか。  

アンコールの前のしみじみとしたショートスピーチと、アンコール曲への奥様の語りといい、今思い出しても涙が出てきます。 そのしみじみとした演奏に(シューマンの歌曲 僕のバラ?)、今は、たまらなくシューマンがいとおしくなり、スゼーの歌う「詩人の恋」を聞きながら入力しております。

2009年12月11日 (金)

第364回定期演奏会 燃える炭火に照らされた夕べ

愛知県芸術劇場コンサートホール  

ティエリー・フィッシャー(指揮)  名古屋フィルハーモニー交響楽団    

エマニュエル・パユ(フルート) 碇山典子(ピアノ)  

ボルン:カルメン幻想曲 

ドビュッシー[カプレ編]:組曲『子供の領分』より「雪は踊っている」 

ドビュッシー/ホリガー:アルドゥル・ノワール(黒い熱) -ドビュッシーの「燃える炭火に照らされた夕べ」による〈日本初演〉 

ジャレル:フルート協奏曲『…静寂の時…』〈日本初演〉 

ストラヴィンスキー:バレエ『ペトルーシュカ』[1911年版]

今夜も日本初演が2曲もある。おまけに、フルートは先週土曜日にも聞いたあのパユさま!(若い女性客がいつもよりめにつきましたが、前より少し太っていたぞ)  

パユがいなければ、聴衆は大分減ったのではないだろうか?  レヴァンフランセの時もそうだったが、もううまいソロ、音色に華やかさがあるので、女性に受けるはずだ.

指揮者を無視して、パユに花束を渡す輩までいたのには驚いた。 そのおかげか、音楽の印象があまり残っていないのだ。もちろん、その場は輝く音響を楽しんだ事は言うまでもないのだが

2009年12月 5日 (土)

レ・ヴァン・フランセ しらかわホール

ポール・メイエ(クラリネット)
エマニュエル・パユ(フルート)
フランソワ・ルルー(オーボエ)
ラドヴァン・ヴラトコヴィチ(ホルン)
ジルベール・オダン(バソン)
エリック・ル・サージュ(ピアノ)

●マルティヌー:六重奏曲
●パヴェル・ハース:木管五重奏曲 op.10
●モーツァルト:五重奏曲 変ホ長調 K452
●シューマン:カノン
●ヒンデミット:5つの管楽器のための
 小室内音楽 op.24-2
●プーランク:六重奏曲

何が残念かと入って、最後のプーランクを聞かずに会場をあとにせざるを得なかったことだ。その時点で、すでに開始2時間が経過していたのだから、たっぷり内容のあったコンサート。相変わらずの、ヌケの良い名手たちの木管サウンドと、しなやかなル・サージュのピアノに無骨な私も、少しはヨーロッパはパリの粋を楽しませていただきました。

2009年12月 4日 (金)

亀井良信クラリネットリサイタル

電気文化会館 ザ・コンサートホール

ピアノ:上田晴子

プーランク:クラリネット・ソナタ

ブーレーズ:二重の影の対話(クラリネット・ソロ&ライブ・エレクトロニクス)〔名古屋初演〕   他

後半のブーレーズが、最高にコンサートホールならでは立体音響の世界!

さすが、フランスでブーレーズに見込まれただけはあるクラリネット吹きだ。

うまいクラリネットとは思っていただ、改めて実演に接して、幸せになりました。

2009年12月 2日 (水)

エフゲニー・オネーギン レニングラード国立歌劇場

ピョートル・フェラネツ (cond)/レニングラード国立歌劇場管弦楽団・合唱団

レニングラード国立歌劇場-ミハイロフスキー劇場-という表現があるように、あの有名なマリンスキー劇場ではありません。

そのためか、歌手も、有名な(私が知らないだけなのかもしれませんが)人はいませんでしたが、演目が、チャイコフスキーの傑作といわれるものだけに、美しく心を揺さぶるメロディーの連続でした。

声量のある歌手は見かけませんでしたが、それなりの歌唱であり、先月のプラハ歌劇場よりはコーラスもましでしたので、私には、十分満足のいく公演でした。

帰りに、演奏者用のバスを見ましたが、関東圏のナンバーです。往復バス移動かと思うと、演奏家も大変なことと、同情いたしました。

2009年12月 1日 (火)

アイーダ METライブビューイング

[ MET上演日 20091024 ]

指揮:ダニエレ・ガッティ 演出:ソニヤ・フリゼル

出演:ヴィオレタ・ウルマーナ(アイーダ)、ドローラ・ザジック(アムネリス)、ヨハン・ボータ(ラダメス)、カルロ・グエルフィ(アモナスロ)

テレビで放送は見たことがありますが、映画館での上映は初めてのMETライブビューイングで、「アイーダ」です。

開始前、幕間も映像が流れ、ライブ感満点ですし、家でみるのとは違い、中途での邪魔も入らないので、大画面と立体音響で、スペクタクルなグランドオペラの、グランド公演を間近で楽しむことが出来ました。

今月は、プラハ国立オペラで、テレビで、ミラノスカラ座の来日公演録画と、アイーダが3回も続きましたが、回を重ねるごとに豪華な演出となりました。これが逆ですと、肝心の生(プラハ)が、お粗末で楽しめなかったのではと、うまい順番になったものと神に感謝です。

オペラにあわせたように、キャストはほとんどグランドな体格、アムネリスのドローラ・ザジックなどこの役を20年続けているそうで、さすがに堂の入ったものでした。幕間に、歌手や関係者のショートインタビューもあり(今回のインタビューアーは、ルネ・フレミング!)、とても親近感も増すものでした。

各演目、限定1週間の午前1回上映なので、なかなかいけるチャンスはありませんが、次回「トゥーランドット」(来年1/16-1/22)にもいけたらと思います。

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