« 2010年2月 | トップページ | 2010年4月 »

2010年3月の記事

2010年3月28日 (日)

歌劇「ナブッコ」 演奏会形式

愛知県文化振興事業団プロデュース オペラ・コンサート ヴェルディ作曲「ナブッコ」

愛知県芸術劇場  コンサートホール 15:00開演

合唱:AC合唱団
管弦楽:名古屋フィルハーモニー交響曲楽団
指揮:柳澤寿男
出演:直野 資,大岩千穂,村上敏明,若林 勉,谷口睦美,デニス・ビシュニャ,永井秀司,和泉万里子

柳澤さんの指揮は、剛球一直線 というもので、それに答えた名フィル ともども このオペラにふさわしい演奏と思いました。

歌手陣も、充実しており、これでコーラス(特に男性陣)がもっと分厚ければ言うこと無しだったのですが。コーラスが大きな要素を締めているこのオペラだけに、ちょっと残念でした。

でも、さすがヴェルディの出世作だけのことはある、充実した音楽! 実に聴き応えがありました。

2010年3月25日 (木)

ティレーマン指揮 ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団

愛知県芸術劇場  コンサートホール 18:45

指揮:クリスティアン・ティレーマン
ヴァイオリン:ワディム・レーピン

ワーグナー作曲:歌劇「タンホイザー」序曲、

ブラームス作曲:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調op.77、

ベートーヴェン作曲:交響曲第5番 ハ短調op.67「運命」

プログラムのようにバリバリのドイツ音楽。

私には、初めてのオルガン席での鑑賞。オケのメンバーが身近に感じられる上に、指揮を正面から見ることができるので、音楽に集中して、ウトウトする余裕もないほど集中して、クラッシックそのものの音楽の世界に、どっぷりと浸かることのできた至福の時間でした。

ただ、終わってみると、見下ろす姿勢を続けていたため、首筋が痛くなってきました!

それほど、集中して聴けたわけでもあります。

新規さはありませんが、充実した音楽を聴けたという、満足感で一杯です。

2010年3月24日 (水)

原田綾子ピアノリサイタル ~シューマン生誕200年を記念して~

電気文化会館 ザ・コンサートホール 19:00

ゲスト(Mes)向野由美子

シューマン(リスト編):献呈
シューマン:幻想曲 ハ長調、

       子供の情景、歌曲集「女の愛と生涯」

お目当ては、最後の「女の愛と生涯」といったら、主役の原田さんにしかられるだろうが、めったに聴くことのできないプログラムだから(私は生は初めてである)なのだが。

アンコールに、献呈の原曲(つまり歌曲)で締めくくるという心憎いプログラミングにも現れているように、とてもセンスのよいコンサート=演奏でした。

お目当ての「女の愛と生涯」のソロ向野由美子さんの歌ものびのびと会場に響き渡り、とても気持ち良いものでした。

会場もアットホームな感じで、いつもこんな感じのコンサートばかりだとよいのにと思えた一夜でした。

2010年3月20日 (土)

アルド・チッコリーニ ピアノ・リサイタル

3月20日(土) 15:00

豊田市コンサートホール
シューベルト:ソナタ 第21番 変ロ長調 D.960
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
5年ほど前にチッコリーニをはじめて聴く機会があった。その時は、リストのトランスクリプションと本日と同じ 組曲「展覧会の絵」 。
その時でも、80歳くらいだったので、本日は85歳!
前回は、その矍鑠とした演奏に、脅威と感動を覚え、ロビーで彼のCDを始めて買ったことを覚えている。その時のドヴュッシーのピアノ曲集(5枚組)は、以来私の愛聴盤となっている。
で、本日はいかに。舞台に出てくる姿は、前回より一回り以上に小さく、背中も曲がって、正にご老人。
しかし、ピアノから出てきた音は、全くそのイメージを覆すようなみずみずし、恒久の流れのような悠々たるシューベルトの響き。長大なソナタが、嘘のように短く思えました。
今でも、涙が出てきます。もちろん会場も割れんばかり拍手・ブラヴォー・口笛の熱狂でした。
組曲「展覧会の絵」では、最後まで力強い響きで弾き通してくれました。いい加減な私ですが、全曲背筋を伸ばして聴きましたが、こんなことは初めてです。
しかも、アンコールで、嘘ー!と思える、エルガーのあの愛らしい「愛の挨拶」。ゆったりと、一音一音こぼれるような美しい音が会場に響きました。
しかも、もう一曲。これが、速いテンポで難しそうな「火祭りの踊り」(ファリャ)!一体全体あのエネルギーはどこから出てくるのだろうか?
演奏を終わって、舞台袖に引っ込む時には、あの演奏が嘘のような背筋の曲がったご老人に戻ってしまっているのです。
3日前に聴いた、田村響 の4倍近い年齢!

2010年3月19日 (金)

セントラル愛知交響楽団 第104回定期演奏会 “鳥引きて湖に波音戻りけり”

3月19日(金) 18:45

三井住友海上 しらかわホール
齊藤一郎 (cond)
 【共演】篠﨑和子 (hrp)

吉松 隆:「鳥は静かに……」 Op.72
江村哲二:ハープ協奏曲
ショスタコーヴィッチ:交響曲 第9番 変ホ長調 Op.70

演奏以前にプログラムが問題。

正味演奏時間は、1時間位。アンコール(ハープ、オケ)、休憩を入れても1時間半ほどの短い時間で終わってしまった。

唯一の私にとっての救いは、ハープのアンコールが、グランジャニーの練習曲?だったこと。学生時代に買ったエラート廉価版のリリー・ラスキーヌのハープ小品集に入っていた終わりが華麗な美しい曲だったこと。もちろん、生で聞くのは初めてでした。

2010年3月17日 (水)

田村響 ピアノリサイタル

愛知県芸術劇場 コンサートホール 2010/03/17(水) 19:00

リスト作曲:バラード 第2番ロ短調 S.171、   モーツァルト作曲:ピアノ・ソナタ第11番、モーツァルト作曲:ピアノ・ソナタ第11番イ長調K.331「トルコ行進曲付き」、     ショパン作曲:3つのワルツop.34、     ショパン作曲:ピアノ・ソナタ第3番ロ短調op.58

愛知県立明和高等学校音楽科 創立60周年記念コンサートということで、お値打ちなチケット(自由席2000円)、学校関係者が多いようなコンサートでした。

が、演奏にはびっくり。音はふくよかでフォルテッシモでも、余裕というか余韻感漂う、誠に穏やかで、やわらかい音色で、情熱的に弾きまくるのではない、ゆったりとして誠にスケールが大きな音楽に聞こえてきました。青の、手垢にまみれたモーツァルトの有名なソナタを久しぶりにじっくりと味あわせていただきました。

現在も、ザルツブルグモーツァルテウム大学院在学中だそうですが、地元愛知から、こんなに素晴らしいピアニストが又出てきたことに感激です。

2010年3月14日 (日)

歌劇『ラ・ボエーム』 びわ湖ホールプロデュースオペラ

3月14日(日) 午後2時

沼尻 竜典 指揮
アンドレアス・ホモキ 演出
合唱       びわ湖ホール声楽アンサンブル、二期会合唱団
児童合唱    大津児童合唱団
管弦楽      京都市交響楽団
浜田 理恵 ミミ、中嶋 彰子 ムゼッタ ほか

久しぶりに、お気に入りのびわ湖ホールへ行って来ました。

お目当ては、ミミの浜田理恵でしたが、存在感はムゼッタの中嶋 彰子の方がありました。

音楽は、あのプッチーニ様ですので、オケも心置きなく歌いまくり、音響も名古屋の愛知県芸術劇場大ホールより各段に良いので、心底楽しんできました。

装置はベルリン・コミッショッパーは借り物(演出も)なのですが、私好みではなく、そのおかげか、音楽に集中できたので、返って良かったのかもしれません。

総じて、男性陣(特にロドルフォ)は弱かったように思いまし田が、これが唯一の弱点といえましょうか。

2010年3月12日 (金)

名フィル 第367回定期演奏会 春初めてのカッコウを聞いて

3月12日(金)6:45pm

ディーリアス:春初めてのカッコウを聞いて
ヴォーン・ウィリアムズ:揚げひばり*
R.シュトラウス:アルプス交響曲 作品64**

クラウス・ペーター・フロール(指揮)
滝千春(ヴァイオリン)*
金丸克己(副指揮)**

なんといっても、後半のアルプス交響曲が、今夜のメイン。

何十名ものトラが入っての大編成オーケストラによる、素晴らしい音の饗宴に酔いしれました。

一方、前半の2曲は、いずれもの曲も、イギリスの緑あふれる田園地帯の中を散策している雰囲気(勝手な想像です)に満ち溢れた、佳曲でした。夢うつつの贅沢な世界

2010年3月 7日 (日)

名古屋ムジークフェライン管弦楽団 第25回 演奏会

愛知県芸術劇場コンサートホール 午後4時開演 指揮:森口真司

シベリウス作曲:交響曲第6番、ホルスト作曲:組曲「惑星」

友人に誘われて、名古屋では有名なアマチュアオーケストラに聞きに行きました。

まず会場に入って驚いたのが、編成の大きなこと。まるで、マーラーの大曲を演奏するかのようだ。それだけメンバーが多いということでしょう。

で、その演奏ですが。弱音の微妙な美しさは少し不満でしたが、その出てくるサウンドの元気の良さに圧倒されました。1年かけてさらってきたからなのでしょう。貧弱なプロの演奏を聴くよりも、こちらの熱演の方が、よほどましです。

アンコールの「威風堂々」のそれこそ、威風堂々とした溌剌さに脱帽して、爽やかな満足感で、会場を後にしました。

2010年3月 5日 (金)

植村太郎 ヴァイオリン・リサイタル

電気文化会館 ザ・コンサートホール

ピアノ:鈴木慎崇

ブラームス:ソナタ 第2番 イ長調 Op.100

.S.バッハ:無伴奏パルティータ 第1番 ロ短調 BWV1002

R.シュトラウス:ソナタ 変ホ長調 Op.18  

曲を追うごとに、滑らかな音になってきたように感じました。ということで、Rシュトラウスのソナタが最高でした。

第3楽章では、「薔薇の騎士」を思いだしたりしていたのですが、アンコールの第1曲が、その「薔薇の騎士」ワルツでしたので、うれしかったこと!

続く、クライスラー「ベートーベンの主題によるロンディーノ」も肩の力も抜けた丸い演奏でごきげん。第3曲は、初めての曲でしたが、はたして誰のどういう小品だったのでしょうか?

最後は、ミステリリアスなエンディングとなりました。

« 2010年2月 | トップページ | 2010年4月 »

2014年8月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ