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2010年12月の記事

2010年12月25日 (土)

ショパン:ピアノ協奏曲、ピアノ五重奏版

会場 三井住友会場しらかわホール

[プログラム]
ショパン:
ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 op.11
ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調 op.21
(ピアノ&弦楽四重奏)

演奏:仲道郁代(ピアノ) 島田真千子、水谷晃(ヴァイオリン)、大島亮(ヴィオラ)、植木昭雄(チェロ)

演奏は、作曲年代順に第2番から行われました。バックの弦楽四重奏は、一昨日と同じように、日本の若手弦楽器奏者の精鋭で、ピアノは、このホールでもずっとショパンを演奏してきた仲道郁代とあって、会場もほぼ満席でした。

初めて、この室内楽版で聴きましたが、これは後世に編曲されたものではなく、ショパンオリジナルの作品(協奏曲の楽譜出版と同時に室内楽版も出版されているのだそうです)なので、今まで聞かなかったのが不思議なくらいです。

実際に、演奏を聴くと、(演奏が素晴らしかったからかもしれませんが)オーケストラ版よりも、より自分に近い存在のように、とても愛すべき作品のように思われました。

これが、CDになってくれたらと思うばかりです。

本年最後のコンサートが、このように思いもかけない発見=感動だったことが、この一年の素晴らしかった音楽体験を象徴しているように思えました。

私にとって、最高のクリスマスプレゼントとなりました。

2010年12月23日 (木)

新ダヴィッド同盟 第1回演奏会

エメラルドホール(愛知県碧南市芸術文化ホール)

ハイドン:ピアノ三重奏曲 第39番 ト長調 Hob.XV-25 作品73の2
ベートーヴェン:弦楽三重奏曲 ハ短調 作品9の3
ウェーベルン:ヴァイオリンとピアノのための4つの小品 作品7
シューマン:ピアノ五重奏曲 変ホ長調 作品44

演奏 新ダヴィッド同盟:庄司紗矢香(ヴァイオリン)、佐藤俊介(ヴァイオリン)、磯村和英(ヴィオラ)石坂団十郎(チェロ)、小菅 優(ピアノ)

あの水戸芸術館専属として、発足した新ダヴィッド同盟の初コンサートの翌日に、この碧南エメラルドホール(音響も雰囲気もすばらしいホールです)にやってきました。さすがにチケットは完売!

演奏も日本人の若手一流中心(ヴィオラだけがベテラン)のメンバーで、期待以上にすばらしいものでした。特にシューマンは、先月も聴いたばかりでしたので、一層印象が深かった。ピアノの推進力の差が大きかったように思う。

2010年12月19日 (日)

イヴリー・ギトリス ヴァイオリン・リサイタル

2010/12/19(日) 13:30 愛知県芸術劇場コンサートホール

ヒンデミット:ヴァイオリンソナタ、フランク:ヴァイオリンソナタ

後半は小品集(何をやるかは、演奏前に走者から発表)

音程も、リズムも好き勝手で、ひ弱い音のヴァイオリン。甘いヴァイオリンの調べなど全く聴こえてこないのだ。ボーイングもかなり不安定。
奏者は、すでに88歳。舞台へは、楽屋に近い下手から現れて意表を突かれたが、背筋も年齢相応に丸くなって、足取りもふらふら。椅子に座っての演奏、おまけに、ヴァイオリンの先は、台に乗せてという、信じられないような、演奏。

でも、演奏することが、心から幸せ という表情。途中からは、マイクも持って、ゆっくりとした英語で、
来日30周年、本日のピアニスト組んで10周年、あと3年で、このヴァイオリンも300年、私も32歳!と最後にジョークもいれたり。

後半は、その場の気分で、小品を弾いて行くという、長老ならではの自由なプログラム。アンコールの最後は、予定外のようで、ピアノの譜めくりさんもあわてて舞台に駆けつけたのだが、弾いた曲は無伴奏。ピアニストと譜めくりさんも我々と一緒に舞台できいておりました。
後半は、曲名を入っては、弾いていたのだが、この曲は、皆さんもよく知っている曲と言って、一人弾きだしたのは、「浜辺の曲」。

会場からは、自然に小さなハミングも湧き上がって、クラシックでは珍しい一体感。そのまま弾きながら、舞台袖に消えて行きました。

私の席は、前から2列目の中央。そのため、語る時に、よく視線が合い、こちらも思わずうなずいたりするものですから、いっそう見つめられることも多く、最後は、目から汗が吹き出て止まらなくなるほど、感激。

2010年12月17日 (金)

名フィル 第375回定期演奏会「ローマ」

12月17日(金)6:45pm 愛知県芸術劇場コンサートホール

尾高忠明(指揮)

吉松隆:朱鷺によせる哀歌 作品12
レスピーギ:交響詩『ローマの噴水』
ラフマニノフ:交響曲第2番ホ短調 作品27

後半の大編成に変わったラフマニノフの陶酔的に美しい旋律に満ち溢れた交響曲に酔いしれました。

最初の吉松作品も聴きやすい哀調に満ちた曲でした。

最近の名フィルは本当によくなりましたね。

2010年12月 7日 (火)

VIOLASSIMO!

12月7日(火) 午後6時45分 宗次ホール

~名フィルヴオリストたちの饗宴~副題の付いた、珍しいヴィオリストによる競演

F.ブリッジ:2つのヴィオラのための哀歌
P.W.フルスト:ヴィオラ三重奏曲
Y.ボウエン:4つのヴィオラのための「幻想四重奏曲」(ファンタジア) ホ短調
J.S. バッハ/野平一郎 編:4つのヴィオラのための「シャコンヌ」 ト短調  他

演奏 名古屋フィルハーモニー交響楽団のヴィオラセクション

石橋直子 吉田浩司 今村聡子 小林伊津子 池村朋子 小泉理子
紫藤祥子 杉山光太郎 寺尾洋子 の7名

失礼ながら、探せばあるものなのですね、ほとんどは初めて聴く曲でしたが、日頃は内声部で弦楽器の影の下の力持ち的存在のヴィオラが前面に出てのコンサートは、大変楽しくまた気持ち良いものでした。

ヴァイオリンにはない甘くて微妙なサウンドを存分に聞くことができました。

タイトルの ヴィオラッシモ とは、造語で、ヴィオラ+フォルテッシモ つまり、ヴィオラを特に強調する とでもいう意味合いで、今夜のコンサートにぴったりの言葉でした。

2010年12月 3日 (金)

アンリ・バルダ ピアノリサイタル2010

宗次ホール

123日(金)午後645

オール・ショパン・プログラム

3つの即興曲 Op.29 Op.36 Op.51

24のプレリュードOp.28

ほか

初めて耳にするピアニスト。経歴は、そうそうたるもので、かなりの年齢のお方だったが、とても味わい深く、ダイナミックレンジも広いので、豊かな響きを耳にでき、とても幸せな気分だった。

現在は、パリ・エコール・ノルマル音楽院教授だからなのか、その系列の教授の門下生あるいは孫弟子と思われる観客でいっぱいだった。つまり、うちわのコンサートという感じもしたのだが、演奏を聴くと、そんなことはは吹っ飛んだ。

2010年12月 2日 (木)

宮本益光バリトンリサイタル~モーツァルト「恋人たちの劇場」

電気文化会館 ザ・コンサートホール 

122日(木)午後7

【共演】(Sop)鵜木絵里、大西ゆか (Mes)喜田美紀 (Pf)石野真穂

歌劇「魔笛」K.620より

 「パパゲーナ、パパゲーナ、パパゲーナ」~「パパパの二重唱」

歌劇「フィガロの結婚」K.492より

 「ひどいやつだ」、「ため息をついている間に」

歌劇「ドン・ジョヴァンニ」K.527より

 シャンパンの歌-「酒がまわっているうちに」

歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」K.588より 

 「このハートをあなたに贈りましょう」  他

単なるオペラのアリア集ではなく、表題のようにモーツァルトのオペラを使って「恋人たちの劇場」という楽屋の裏側をみせながら進行していく音楽劇でもあった。

歌い手は、二期会(名古屋二期会ではありません)の若手中心で、皆十分な歌唱力の持ち主だったので、歌だけでも十分楽しめたと思うのだが、その上にストーリー性を持たせ、小道具や照明も使ってのコンサートで、大変充実した内容だった。

大当たり!というのが、正直な感想でした。

2010年12月 1日 (水)

11月総括

まず後半の個人的なビッグニュースは、CDプレイヤーの衝動買い。ネットオークションで、DENONの数年前からのロングセラー高級機を定価の半額以下で落としてしまったこと。

実際に聞くまでは、期待と不安が錯綜していたが、いざ音を出してみると、今まで使ってきたものとは別次元の音が出てくるのに、感激。

少しの時間しかまだ聞いていないが、思いつくCDをとっかえ引き換え聴いてみたが、立体感といいボリューム感といい、また微細な音まで聞こえてきたりと、もう天国に上る気持ちです。

おかげで、今まで聞けなかった部分が効けて、改めて演奏の素晴らしいCDを発見したりでき、これからも、少ない自由時間は、CD鑑賞中心になることでしょう。

下旬もコンサートは充実して、カルミリョーラ&ベニスバロックアンサンブル、堤剛チェロソロ、パーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツカンマーフィル、ワルシャワ室内歌劇場「魔笛」。

3つのコンサートはいずれも甲乙付けがたいすばらしいものでした。

あと一つも、それなりに楽しみました。

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