« 2011年9月 | トップページ | 2011年11月 »

2011年10月の記事

2011年10月30日 (日)

10月29日(土) シェイクスピアとオペラ

aafコンサートシリーズ音の楽園 The Three by One vol.2 part1

“シェイクスピアとオペラ”

会場  愛知県芸術劇場コンサートホール 

出演  ソプラノ:中嶋彰子、テノール:樋口達哉、ピアノ・ナビゲーター:服部容子 

演目・曲目  ヴェルディ作曲:オペラ『マクベス』より“あぁ、父の手は”(マクダフ)、

“消えてしまえ、呪わしいこの染みよ”(マクベス夫人)、

オペラ『ファルスタッフ』より“喜びの歌は愛しい人の唇から出て”(フェントン)、

オペラ『オテロ』より《柳の歌》(デスデモーナ)、

グノー作曲:オペラ『ロメオとジュリエット』より“あぁ、陽よ昇れ!”(ロメオ)、

“おお、神聖な夜”(ロメオ、ジュリエット)、

プロコフィエフ作曲:『ロメオとジュリエット』ピアノのための10の小品より第4曲「少女ジュリエット」、第6曲「モンタギュー家とキャプレット家」、

ニコライ作曲:オペラ『ウィンザーの陽気な女房たち』より“さあ早くここに”(フルート夫人)、

バーンスタイン作曲:ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』より“マリア”(トニー)、

“トゥナイト”(トニー、マリア)

愛知県文化振興事業団 主催の3回シリーズの第1回。予算がついているので、S席で3000円とお値打ちなコンサートだが、内容はとても充実していた。

若いテナーの樋口達哉は、声はよく通ったが、まだまだ表情・演技ともに一直線で、海外での活躍中の中嶋彰子には、ちょっと役不足とも思えたが、よく頑張っていたともいえる。

さすがに、表情や歌い方のニュアンスに富んだ、中嶋の歌唱は素晴らしい。

また、ピアノのコレペティトール:服部容子は、解説も要を得ており、ピアノ演奏も表情豊かで、オペラの雰囲気が十分に出ていた。さすがである。

アンコールのメリー・ウィドウのに甘い二重奏に気持ち良く酔いしれて、会場を後にした。 

2011年10月25日 (火)

10月25日 内田光子 & ハーゲン弦楽四重奏団

愛知県芸術劇場コンサートホール 19時開演

シューマン作曲:ピアノ五重奏曲 変ホ長調op.44

ブラームス作曲:ピアノ五重奏曲 へ短調op.34

なんと、名古屋初登場の内田光子は、ハーゲンカルテットとの室内楽、それもピアノ五重奏の傑作2曲というのだから、会場は超満席 かと思ったら、9割ちょっとの入りで、左右後方にはちらほらと空席が。

といっても、会場の熱気はすごかった。

で、肝心の演奏だが、すごい熱気というよりは、お互いが聴きあっての室内楽の模範的な演奏とでもいおうか? といって、つまらないのではないのだが、もう一つ、スゴイ という感激まではいかなかった。一つの原因は、会場が室内楽を聞くには広すぎるということではないか? 名古屋では、しらかわホールとか、豊田市コンサートホール 位であれば、もっと音が充実して、さらにアンサンブルを楽しめたのだはないかと思ってしまった。

ただ、最後にアンコールでブラームスの第2楽章をもう一度演奏してくれただが、これが、本番の時よりも、しなやかで演奏者が名曲をとてもいとおしむように弾き合って、まったく先程よりも新鮮に聞こえた。私は、やっとこれで、このアンサンブルに納得した。

会場を離れる時に、階段の後ろから若い?女性の声で

「アンコールが素晴らしかったわね。どういう曲だったのか、掲示してないか見てこないと」

と、聞こえてきた。その方には、別の曲のように聞こえたほど、アンコールの演奏の方がよかったということのようで、私の思いと同じ?なのが、とてもうれしかった。

2011年10月23日 (日)

10月22日 ベルリン・バロック・ゾリスデン with 樫本大進

愛知県芸術劇場 コンサートホール

J.ピゼンデル作曲:弦楽のためのソナタ ハ短調、

J.S.バッハ作曲:「音楽の捧げもの」より6声のためのリチェルカーレ、

「フーガの技法」より対位法1&対位法9

2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV.1043

A.ヴィヴァルディ作曲:「四季」“和声と創意への試み”より

今月初めに聞いた、セント・チェチーリア管弦楽団 の弦楽器の音とは大きく違う。ザッハリッヒカイトな音だが、音よりは演奏のエネルギー、室内楽としての各奏者のアンサンブル(掛け合い)の生き生きとした楽しみを味わった。

特に、四季に夏 第3楽章 が素晴らしかったが、彼らもそのようなのか、アンコールでもう一度聞くことができたのは、望外の幸せだった。

10月22日 アンヌ・ガスティネル チェロ・リサイタル

しらかわホール 午前11時開演

アンヌ・ガスティネル(チェロ)

クレール・デゼール(ピアノ)

ベートーヴェン:チェロ・ソナタ 第4番 ハ長調 op.102-1

プーランク:チェロ・ソナタ

ドビュッシー:チェロ・ソナタ

フランク:チェロ・ソナタ

素晴らしいチェロの音に、まず調弦の段階で、期待が膨らむ。

ピアノとのマッチングも良く、ベートーヴェンが最初で、後はお得意?のフランス作品が続く。

そのフランス物が、いずれも素晴らしく、丁々発止という掛け合いの対極にある端正のある調和の美 という深い味わいで、しみじみと私の心の奥底に、彼女らの音楽がしみ込んで来た。

アンコールの、ラフマニノフ:ヴォカリーズ、まで、美音にどっぷりと浸った、夢のようなひと時であった。

10月21日 第384回定期演奏会 <狂気の愛>

ラヴェル: 亡き王女のためのパヴァーヌ

ショーソン: 愛と海の詩 作品19*

シャスラン: 歌劇『嵐が丘』より*

ビゼー: 歌劇『カルメン』組曲

フレデリック・シャスラン (指揮)

砂川涼子* (ソプラノ)

有名な最初の曲は、はっきり言って、いまいちの出だしで、ガッカリしたが、次のショーソンは、初めての曲だったが、これは名曲だ。CDを探して、再度自宅でも聞きたい! ただ、うまいけれど声量がないので、ソロの砂川(美人!)には、少々不満が残ったが。昨年宗次ホールでのリサイタルは素晴らしかっただけに、こうした大ホールでは、ちょっと荷が重いか?

後半のシャスランの曲は、日本初演だが、自作とあって暗譜での指揮。まだ完成途上なのだが(解説によれば)、わかりやすく聴きやすい曲だった。

以外(というと叱られるか)だったのが、有名な「カルメン」組曲。これが、実に新鮮な演奏で、最後まで楽しめた。やはり、指揮者が良いと、こうした手垢にまみれた曲も新鮮になるいい例だろう。

10月16日 ウィーンフィル&ラン・ラン

絶食中にもかかわらず、これだけはと、ウィーンの名古屋演奏会に行って来ました。(指揮は、クリストフ・エッシェンバッハ)

まずが、ランランをソリストに迎えてのリスト:ピアノ協奏曲(第1番)。2階席左側でしたので、鍵盤が見えましたが、この難局をほとんど鍵盤を見ないでいとも自然に弾いておりました。しかも、抒情的なところはそのように、たたくところは思い切った音を(それもうるさくないまろやかな音)出すという、波のピアニストでは考えられないような凄さ!(それを感じさせない表情) 指揮しているエッシェンバッハはピアニストでもあるだけに、いったいこういう時はどんな心境なのだろう、なんて考えたりもしたが)

おまけにアンコールは二曲も(リスト:コンソレーション第2番&ラ・カンパネラ)。

後半は、モーツァルトの交響曲第37番(私は苦手)とシューベルト「未完成」。アンコールは十八番の「美しき青きドナウ」。さすがに未完成は、損所そこらで聴けないような絶品!でした。

全体として、名古屋のウィーンフィルといえば、いつもは音の悪い名古屋市民会館でしたが、今回初めて愛知県芸術劇場のコンサートホールでしたので、初めて名古屋で楽友協会に近い、ウィーンフィルサウンドを聞くことができただけでも感激でした。

イタリア一週間(10/8-15)

10月8~15日 イタリアへ行ってきました。

関空発のA航空ローマ直行便。これが、満席。しかも映像システムがダウンしており、映画も見られず。地獄の13時間。到着後は重い荷物を引きながら電車・バスを乗り継いで、イタリアの宿である二女一家の住むマンションへ。

翌日から、二泊三日で ポンペイ、ソレント、カプリ、ナポリ、アマルフィ とまわってきました。

苦行の飛行とは打って変わって、燦燦たる太陽と青空のもと、南イタリアの風光明媚な各地と食を堪能してきました。

残る2日間は、徒歩・バス・路面電車・近郊電車を利用して、気ままにローマと近郊を少し回ってきました。

音楽とはほとんど無縁の旅でしたが、唯一、ナポリ・サンカルロ劇場に立ち寄った(たんに行ってきただけ)ことくらいでしょうか。

帰国便も同じA航空の関空直行便。これもほぼ満席の上、今度は機内食が完全には過熱されておらず(私のだけか?)、帰宅と同時に、私のみ食あたりで、七転八倒、おかげで3キロ痩せました。(今はもう戻ってしまいましたが)

2011年10月19日 (水)

D-45

今夜、CROWN社の D-45 というメインアンプが到着して、その到着感想メールを転載します。

有限会社プロケーブル様

本日到着いたしました。迅速な発送をいただき御礼申し上げます。

小生のメインシステムは自宅にはないので、実際に試して見るのは日曜日以降になりますが、

寝室にある、ミニコンポ(パイオニアX-MDX717)のSPCDPはラックスD-N100 直結電源は、家庭用100VSPケーブルは市販の劣悪?な物という組み合わせで、音が出るかだけのテストをしておりますが、正直、ぶったまげました。

余りにも自然な演奏が眼の前に拡がっています。

ウーファーが10CM位の、ただの音が出るだけのSP が、嬉々として音楽を奏でているように思えるほどです。

東京の友人宅で聞いた時は、電源もアイソレートトランス、プリは無しで、弊社お勧めのミキサーで、SPは小さきながらも、欧米の高級品 という組み合わせでしたので、その総合力と思いましたが、音が出ていただけのミニコンポのSP から、友人宅で聞いた音に近いサウンドが聴けた時の感激と行ったら、言葉になりません。

メイン装置 での 試聴が待ち遠しくてたまりません。

とりあえず、受領と試聴の報告とさせていただきます。

素晴らしいアンプを扱っていただき、心より感謝申し上げます。

2011年10月 4日 (火)

10月3日 原田綾子Cl・水村さおりPf デュオリサイタル

名古屋モーツァルト協会第93回コンサート

モーツァルト:ソナタホ短調K.304 有名な哀調を帯びたヴァイオリンソナタをクラリネットで演奏。

ベルク:4つの小品 Op.5

プーランク:2つのソナタ  1.クラリネットとピアノのための、 2.2つのクラリネットための(2ndCl:渡辺由香)

ドビュッシー:喜びの島(Pf独奏)

ウェーバー:協奏的大二重奏曲 Op.48

聴きやす買ったのが、最初と最後の2曲(ただし、最後の曲は初めて接する曲だったが)。

びっくりするほど印象に残ったのが、プーランクの2曲(いずれも短い曲だったが、明るい音色は秋晴れの空にぴったり!)

アンコールには、サティの有名な曲ジュ・トゥ・ヴー!を二重奏で。

フランスで修業したお二人ならではの息の合った気品と勢いのあるコンサートでした。

2011年10月 3日 (月)

10月2日 ローエングリン バイエルン国立歌劇場

友人が都合でいけず、ピンチヒッターで、聴きに行きました。

席は、中央前列部と、歌い手の表情まで見ることができる最高の席でした。

今年の来日オペラの例にもれず、予定していた歌手の変更が3名、コーラスの中にも日本人とみられるトラも10名以上見られました。

そんなことはさておき、音楽としては予想以上の歌手の出来もあって(オケも予想以上にすばらしかったのですが)、生のど迫力満点の体験となりました。ただし、演出については正直ガッカリでした。演出家は来日していないのか、カーテンコールでの登場はありませんでした。

拍手の大きさからいえば、圧倒的にタイトルロールのヨハン・ボータ(代演)がグランプリでしたが、実際に体の大きさも(特に奥行と幅)貫録ありすぎでしたが、それ以上に声の迫力、艶、で聴衆を感激のるつぼへと引き込みました。

次によかったのは、貫録(体の大きさではなく存在感としての)のワルトラウト・マイヤー(オルトルート役)でした。ほかの4役も粒ぞろいでしたので、予想以上の大満足でした。指揮のケント・ナガノは、相変わらずとてもキビキビした気持ち良い指揮ぶりで、トラの多かった?オーケストラを気持ち良くならしてくれました。

これで、会場が東京文化会館であればいうことなかったのですがね。

2011年10月 2日 (日)

10月1日 パッパーノ指揮 ローマ・サンタ・チェチーリア管弦楽団

プログラムは、前半が「シェエラザード」、後半が「悲愴」 というとても聴き易い名曲コンサート。

軽い気持ちで聴きに行ったが、あにはからんや、指揮もオケも一体になった渾身の演奏。

中央前から2列目という最高の席だったこともあり、弦楽器群(対抗配置)の素晴らしい音色・やり取りが目の前に展開し、生のコンサートでしか体験できないような圧倒的体験!

抜けの良いイタリアンサウンドの素晴らしさを、心行くまで体感できました!最高の気分でした!

特に、ティンパニー奏者の気合のこもった撥さばき、体中で乗りまくって踊るように弾いていた2列目右側の女性チェリスト、ソロでも聞きたくなるようなコンマス、音楽に酔いしれたように吹きまくったクラリネット(以上が私から眼に入った素晴らしい奏者、他にも素晴らしい奏者がいたのだろうが、視界外のため感想書けず)など、最高にフルオケ・サウンドの乗りに乗った音楽の極上の世界を堪能できました。

アンコールでは、おはこのイタリアオペラから「運命の力」序曲!更には、あの行進曲部分からの途中スタートという前代未聞の「ウイリアム・テル」序曲 と最後まで聴衆をとりこにしました。

9月24日 レイフ・オヴェ・アンスネス

いつくしむように、じわじわと効いてくるグリーグ、大人のブラームス、ピアノの響を味わったクルターグ、そして、締めのベートーベンと、素晴らしいプログラミングだった。

« 2011年9月 | トップページ | 2011年11月 »

2014年8月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ