オペラ

2012年1月21日 (土)

オペラと魔女

aafコンサートシリーズ音の楽園 The Three by One vol.2 part2 オペラと魔女」

日時  2012/01/21() 13:30

  会場 愛知県芸術劇場コンサートホール

バリトン:須藤慎吾、メゾソプラノ:清水華澄、ソプラノ:醍醐園佳

ピアノ、ナビゲーター:服部容子

合唱:AC合唱団、合唱指揮:大川修司 

演目・曲目 

ヴェルディ作曲:オペラ「マクベス」より、魔女たちの合唱(女声合唱)あんた何やってんだい? “炎の中を進むのだ”(マクベス、初演版<1847年>)、

オペラ「イル・トロヴァトーレ」より“炎は燃えて”(アズチェーナ)、

“君の微笑み”(ルーナ伯爵)、

ビゼー作曲:オペラ「カルメン」よりハバネラ(カルメン)、 闘牛士の歌(エスカミーリョ)、

フンパーディンク作曲:オペラ「ヘンゼルとグレーテル」より粉の準備ができたよ“(魔女)

ドヴォルザーク作曲:オペラ「ルサルカ」(チェコ語)より“白銀の月よ”(ルサルカ)、魔女のおばさま“

(ルサルカと魔女イェジババの二重唱) 

ラヴェル:水の戯れ

マスカーニ作曲:オペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」より“ああ、神様が私のところへ”(サントゥッツァ、アルフィオ)、

ヴェルディ作曲:オペラ「マクベス」より、“さかりのついた牝猫が三度鳴く”(魔女たち)、

哀れみも、誉れも、愛も“(マクベス)

コレペティトールとして、オペラの裏も表も知り尽くした服部容子が司会進行解説者ピアニストとして八面六臂の大活躍で、魔女をテーマにして、来る3月の「マクベス」公演(演奏会形式)へ向けての事前準備を兼ねたコンサートなので、気軽に参加した。

バリトン:須藤慎吾、メゾソプラノ:清水華澄共に声量も十分でさすが日本を代表する歌いて日被いているだけあった。また、ソプラノ:醍醐園佳は、両者に較べると若干貫禄では見劣りがすすが、その分清新さで、十分満足させてくれた。

県の主催とあって、入場料も割安で、いうこと無しのコンサートだった。

2012年1月14日 (土)

ニューイヤーオペラコンサート

録画してあった今年のNHKニューイヤーオペラコンサートをやっと鑑賞しました。

最初が、8日に見た「トゥーランドット」の超有名アリア「誰も寝てはならぬ」(テノール:福井 敬)だったので、びっくりしたが、改めて、プッチーニの傑作と聞き惚れた。

それからは、綺羅星のごとく日本を代表するオペラ歌手たちの登場だ。途中での「ラ・ボエーム」の1幕終わりと2幕からは、装置も大規模なもので、とても華やかで、見ごたえのある演出だった。特にムゼッタの中島彰子の品のなさの演技力は、さすがだった。

トリを務めたのは、欧米で活躍の藤村美穂子。彼女の実力からいって当然なのだが、歌った歌が、「サムソンとダリラ」からのサムソンを誘惑する妖艶なアリアだったのが、残念である。歌はもちろんとてもうまいのだが、その、なんというか、お色気が必要な曲だけに、団塊のおじさんからみると、少々物足りないのだ。彼女には、やはり、ワーグナーなどを歌ってほしかったと思うのだ。

2012年1月10日 (火)

トゥーランドット ウクライナ国立オデッサ歌劇場

ウクライナ国立オデッサ歌劇場

プッチーニ「トゥーランドット」全2

トゥーランドット:マリア・グレギーナ(ソプラノ) 他

1月9日午後5時開演

愛知県芸術劇場 大ホール

フィギュアスケートなどでおなじみの「誰も寝てはならぬ」で有名なオペラだけに、会場の入りも良いようだ。

その有名なアリアを歌うカラフ役は、最初のチラシでは決まっていないという、いい加減な主催者だが、タイトルロールが、METはじめ世界の一流歌劇場で活躍しているグレギーナだけを目玉にした公演だったが、さすがに貫録の歌唱であるった。

カラフ役は、声の伸びがやや物足りなさを感じたものの、それなりの声量だったし、リューも美人とは言えなくとも、こちらも、座付きの歌手なのだろうか(プログラムを買わなかったので、わからない)満足のいく歌唱であった。

ただ。ピンポンパンの3人の声量が不ぞろいだったのが、残念だった。

全体に、きらびやかな衣装(合唱自身は物足りなかったが)と舞台一杯の装置に、今年初めてのコンサートととしては、満足!

2011年10月30日 (日)

10月29日(土) シェイクスピアとオペラ

aafコンサートシリーズ音の楽園 The Three by One vol.2 part1

“シェイクスピアとオペラ”

会場  愛知県芸術劇場コンサートホール 

出演  ソプラノ:中嶋彰子、テノール:樋口達哉、ピアノ・ナビゲーター:服部容子 

演目・曲目  ヴェルディ作曲:オペラ『マクベス』より“あぁ、父の手は”(マクダフ)、

“消えてしまえ、呪わしいこの染みよ”(マクベス夫人)、

オペラ『ファルスタッフ』より“喜びの歌は愛しい人の唇から出て”(フェントン)、

オペラ『オテロ』より《柳の歌》(デスデモーナ)、

グノー作曲:オペラ『ロメオとジュリエット』より“あぁ、陽よ昇れ!”(ロメオ)、

“おお、神聖な夜”(ロメオ、ジュリエット)、

プロコフィエフ作曲:『ロメオとジュリエット』ピアノのための10の小品より第4曲「少女ジュリエット」、第6曲「モンタギュー家とキャプレット家」、

ニコライ作曲:オペラ『ウィンザーの陽気な女房たち』より“さあ早くここに”(フルート夫人)、

バーンスタイン作曲:ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』より“マリア”(トニー)、

“トゥナイト”(トニー、マリア)

愛知県文化振興事業団 主催の3回シリーズの第1回。予算がついているので、S席で3000円とお値打ちなコンサートだが、内容はとても充実していた。

若いテナーの樋口達哉は、声はよく通ったが、まだまだ表情・演技ともに一直線で、海外での活躍中の中嶋彰子には、ちょっと役不足とも思えたが、よく頑張っていたともいえる。

さすがに、表情や歌い方のニュアンスに富んだ、中嶋の歌唱は素晴らしい。

また、ピアノのコレペティトール:服部容子は、解説も要を得ており、ピアノ演奏も表情豊かで、オペラの雰囲気が十分に出ていた。さすがである。

アンコールのメリー・ウィドウのに甘い二重奏に気持ち良く酔いしれて、会場を後にした。 

2011年10月 3日 (月)

10月2日 ローエングリン バイエルン国立歌劇場

友人が都合でいけず、ピンチヒッターで、聴きに行きました。

席は、中央前列部と、歌い手の表情まで見ることができる最高の席でした。

今年の来日オペラの例にもれず、予定していた歌手の変更が3名、コーラスの中にも日本人とみられるトラも10名以上見られました。

そんなことはさておき、音楽としては予想以上の歌手の出来もあって(オケも予想以上にすばらしかったのですが)、生のど迫力満点の体験となりました。ただし、演出については正直ガッカリでした。演出家は来日していないのか、カーテンコールでの登場はありませんでした。

拍手の大きさからいえば、圧倒的にタイトルロールのヨハン・ボータ(代演)がグランプリでしたが、実際に体の大きさも(特に奥行と幅)貫録ありすぎでしたが、それ以上に声の迫力、艶、で聴衆を感激のるつぼへと引き込みました。

次によかったのは、貫録(体の大きさではなく存在感としての)のワルトラウト・マイヤー(オルトルート役)でした。ほかの4役も粒ぞろいでしたので、予想以上の大満足でした。指揮のケント・ナガノは、相変わらずとてもキビキビした気持ち良い指揮ぶりで、トラの多かった?オーケストラを気持ち良くならしてくれました。

これで、会場が東京文化会館であればいうことなかったのですがね。

2011年6月22日 (水)

バルバラ・フリットリ・ソプラノ・リサイタル

愛知県芸術劇場コンサートホール

管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

指揮:ケリー=リン・ウィルソン

ビゼー:歌劇《カルメン》より“何を恐れることがありましょう”

グノー:歌劇《ファウスト》より「宝石の歌」

マスネ:歌劇《タイス》より“私を美しいと言って”

ヴェルディ:歌劇《運命の力》より“神よ平和を与えたまえ”

ヴェルディ:歌劇《アイーダ》より“おお、わが故郷”

プッチーニ:歌劇《マノン・レスコー》より“この柔らかいレースに包まれても”

プッチーニ:歌劇《蝶々夫人》より“ある晴れた日に”

6月4日のMET「ラ・ボエーム」のミミ役で、素晴らしい歌唱を聴かせてくれた、今がまさに旬といってもいい、バルバラ・フリットリのオペラアリアの夕べ。

歌の前後に、オーケストラ曲(前奏曲・序曲・間奏曲)が入るので(それも歌との関連ある曲)、一層歌唱が際立つというプログラムです。上に掲げたのは、歌の部分だけです。

最初にびっくりしたのが、指揮者の登場! 金髪のポニーテールを颯爽となびかせたスレンダーな女性指揮者だったのです。

今、主催者のHPで、調べてみると、

「ケリー=リン・ウィルソンはカナダ、ウィニペグ出身でオペラとシンフォニ-、双方に才能を発揮している女性指揮者である。最近共演した主なオーケストラはロサンゼルス・フィル、モントリオール交響楽団やヒュ-ストン交響楽団など北米のオーケストラから、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団やアーヘン交響楽団など欧州の楽団まで多彩である。又、20092010年のシーズンにブカレスト国立歌劇場の「マノン・レスコー」、ウィーン国立歌劇場の「トスカ」、パレルモ・マッシモ劇場の「リゴレット」、モントリオール・オペラの「シモン・ボッカネグラ」等のオペラを指揮している。」

とある。どうりで、今回の指揮など手慣れたものなのだろう。しかし、実際の指揮は精力的で元気いっぱい、気持ちの良いものでした。微妙なニュアンスがほしいところでの物足りなさはあったものの、期待していなかっただけに、喜びは大きかった。

特に、アンコールで歌った「トスカ・歌に生き恋に生き」は、ウィーンでこのオペラを指揮しているだけあって、オケと歌唱がぴったり合った、まさに絶唱!!!

指揮はさておき、肝心のフリットリの歌!

これは、素人がいくら語っても語ることはできないほどの出来栄え。大ホール(3000人弱)のオペラとは比較できないコンサートホール(1800人)の音響の良さもあって、しびれるほどの酔い心地。

!!!!!+

2011年6月13日 (月)

メトロポリタンオペラ来日公演

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Calro1

Lucia1

大震災と福島原発事故による放射能汚染が続く中、大幅なキャスト変更にもかかわらず、メトロポリタンオペラ日本公演が、今も行われております。

私にとっても、今年の一大イベントであり、最初に期待したキャストからの変更は、いささか残念ではありましたが、それに代わる大胆な変更、起用は、さすが世界一といわれるオペラハウスの実力を改めて思い知らされる結果となりました。つまり、すばらしかった。

6月4日「ラ・ボエーム」、6月5日「ドン・カルロ」、6月9日「ルチア」と、すべて初日に行ってきました。

バルバラ・フリットリの絶妙なミミ、清新なスザンナ・フィリップスのムゼッタ、素晴らしい声でこれからの期待の星、ヨンフン・リー、歌う前から存在感にあふれたディミトリー・ホロストフスキーとルネ・パーペ、新演出(日本は旧演出)での経験が今回の代役を感じさせないほどの堂々とした歌唱のマリーナ・ポプラスカヤ、同じく代役ながらミラノスカラ座などの実績のあるエカテリーナ・グバノヴァ。

極め付きは、乳飲み子、乳母、実母と4人で来日したディアナ・ダムラウ演じるルチアの狂乱の場のかたずをのむほどの緊張感に満ちた絶唱とこの夜だけのために来日した代役のロランド・ヴィラゾンの元気溌剌さ、堂々としたジェリコ・ルチッチの憎まれ役など、すべての役回りを演ずる(歌う)人たちの水準の高さに圧倒されました。

2010年12月 2日 (木)

宮本益光バリトンリサイタル~モーツァルト「恋人たちの劇場」

電気文化会館 ザ・コンサートホール 

122日(木)午後7

【共演】(Sop)鵜木絵里、大西ゆか (Mes)喜田美紀 (Pf)石野真穂

歌劇「魔笛」K.620より

 「パパゲーナ、パパゲーナ、パパゲーナ」~「パパパの二重唱」

歌劇「フィガロの結婚」K.492より

 「ひどいやつだ」、「ため息をついている間に」

歌劇「ドン・ジョヴァンニ」K.527より

 シャンパンの歌-「酒がまわっているうちに」

歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」K.588より 

 「このハートをあなたに贈りましょう」  他

単なるオペラのアリア集ではなく、表題のようにモーツァルトのオペラを使って「恋人たちの劇場」という楽屋の裏側をみせながら進行していく音楽劇でもあった。

歌い手は、二期会(名古屋二期会ではありません)の若手中心で、皆十分な歌唱力の持ち主だったので、歌だけでも十分楽しめたと思うのだが、その上にストーリー性を持たせ、小道具や照明も使ってのコンサートで、大変充実した内容だった。

大当たり!というのが、正直な感想でした。

2010年10月25日 (月)

アイーダ キエフ・オペラ

第28回 名古屋クラシックフェスティバル キエフ・オペラ「アイーダ」G.ヴェルディ作曲

会場:愛知県芸術劇場 大ホール

日時:10月26日(月) 午後6時30分開演

演出:ドミトロ・グナチェク
指揮:ヴォロジミール・ゴジュハル

歌手、合唱ともに、座付きのメンバーのようだ。

オーケストラはそれなりに鳴っていたが、いかんせん指揮が力が入っていない。時の流れに身を任せ という感じで、破たんもない代わりに緊張感も盛り上がりも感じられない。座席が中央2列目なので、指揮ぶり(といっても頭の上だけ)が伝わってきてしまう。

先月の「ホフマン物語」のアーサー・フィッシュの渾身に近い指揮ぶりを体験しただけに、何とも物足りない。

おまけに、合唱も少ないメンバーだし、バレーダンサーも、数少なくバラバラ感を感じることもあり、とてもグランドオペラという気分になれなかった。

そんなこともあって、2幕が終わったところで、退席した

2010年10月11日 (月)

プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」

豊田市コンサートホール  午後5時開演

クリスティアン・ポォラァック (cond)/モーツアルティアーデ管弦楽団/Buhneバーデン市劇場合唱団/ヴァレリィ・セルキン、アルティオム・コロッウコフ、エステファニア・ペルドォモ、エヴァ・ホルニャコォヴァ、ペトラァ・ハルゥペァル-ケォニィグ、オルゥガァ・ベツァツィンスカァ (vo)

出演者のリストを見ても、まったく知らない歌手ばかり。

毎年楽しみにしている。ウィーン郊外バーデンのオペラだ。(ドイツのバーデン・バーデンではありません)

オケは、弦が5-4-3-2-1という総勢15名、菅打楽器合わせても30名足らずの室内オーケストラ、会場も900名収容の中ホール という組み合わせなので、少人数でも十分音量的に不満はないのだ。

ホルンなど菅はまずまず、弦の内声部も充実していたように思う。ただし、コンマスの貧相な音色には参ったが。

いつも、このオペラ団に接して思うのだが、皆無名(経歴もあまり知らないオペラハウス中心に出演)でも、演技も歌も十分に楽しめるレベルであることだ。日本人の演技も不自然な中途半端なオペラよりも、よほど充実している。

結果、皆幸せな満足感を得て、会場を後にする ということになる。

個人的には、ミミ役は小太りだが魅力的だった、ムゼッタは声が通らず、今一つコケティッシュな魅力もなかったのが残念だ。ロドルフォはそれなりだったし、マルチェルロは貫録もあり、まずます。以上4人がダブルキャストで、9月11日からの来日公演の最終日だったので、カーテンコールが長かった? 

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